断食

私は改宗するにあたって、両親との関係を断ち、2ヶ月ほど生活保護を受けてたのですが、それも、かなり厳格に両親と断絶しました。特に自営で仕事をしている父親との関係には最大の注意を払っていました。母親のふりをしてメールで10万円、振り込んだと聞かされて、そのお金でマクドナルドで「てりやきマックバーガー」を買って食べたのですが、その後、それが父親のにせメールであることがわかり、持っているお金を全部、マクドナルドの前で捨てて、銀行の残高も全額、銀行の前で捨てました。なにか、毒を食らったような気がしたので「毒ハンバーガー事件」と呼んでいます。その結果、生活保護のお金が入るまで、2週間ほど、「アルファ米」という災害用の、水を入れるだけでできる味付きのご飯を支給され、半ば、断食のような生活を強いられることになりました。アルファ米を食べ尽くした後には、ケチャップでチャーハンを作って食べました。なんでそのようなことになったのか自分でもよくわからないのですが、過去の淫蕩生活を悔い改めた結果、そうなりました。悔い改めた私にとってその生活は全く苦ではありませんでした。そのような価値観の転換が信仰というものなんじゃないかと思われます。それが、「金持ちが神の国に入るより、ラクダが針の穴を通るほうが易しい」と言ったイエスの意図するところだと思います。それから教会で新約聖書をもらって勉強することになるのですが、その断食体験が信仰のベースにあったんじゃないかと今、思います。金銭への執着が信仰において障害になるということです。これは実際に断食を経験してみないとわからないことです。なぜ、私が読んで信じるものが、アンクリスチャンには馬の耳に念仏であるのか。その理由がそのへんにあるような気がします。実際、貧しい国のほうが豊かな国よりも宣教がスムーズであるという実態もあるようです。だから、日本はキリスト教後進国なんじゃないかと思われます。

キリスト教の概要

キリスト教に関する基本的なことをまとめておきました。

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