原爆投下の謝罪回避は人種差別

今日、オバマ大統領が広島でスピーチをしましたが、世界平和という未来主義の名のもとに重大な戦争犯罪であるアメリカの原爆投下に対する謝罪を回避しました。これは、明らかに偽善であり、日本人もまた兄弟であるというクリスチャンの精神を無視したものです。「敵を愛せ」とイエスはマタイの福音書の第5章で述べていますが、全ての人類が神という同じ父を持つ兄弟であるということを示すものであり、勧善懲悪という世界観はクリスチャンの世界観からはかけ離れたものです。第二次世界大戦においてはアメリカが善で日本が悪である、という前提において原爆は投下されました。これは排他的なクリスチャンの思想を前提にして起きた戦争犯罪であり、日本人もまた兄弟であるということを否定するものです。これが、日本におけるキリスト教宣教の壁になっていることを私たちは知る必要があります。アメリカは原爆投下という戦争犯罪を認め、日本もまたアジア地域における戦争犯罪を認めるというところから真のキリスト教宣教の時代が日本に訪るのです。つまりそれが、日本における神の国の到来です。日本が先進国であるにもかかわらずキリスト教国として立ち遅れている背景には、そうしたアメリカの日本の戦争犯罪に対する謝罪回避という暗黙の了解があるのです。日本にはなぜ、西方教会の宣教師がいないのか皆さん疑問に思わないでしょうか。それは、アメリカがクリスチャンの精神において異教徒である日本を成敗したという構図を崩さないという、両国の暗黙の了解が隠されているのです。

キリスト教の概要

キリスト教に関する基本的なことをまとめておきました。

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